入国前からの現地ベトナムでの人材育成

日本企業が外国人労働者を受け入れる枠組みである「技能実習制度」は、海外から「人身売買」「奴隷制」などと批判されています。

その理由は、その実態が人材不足の解消となっているにも関わらず、日本の技術を習得するという「国際貢献」を目的とした制度設計であるため、

低賃金で外国人労働者を雇用し、労働力として酷使するような構造になっているからです。

また外国人労働者の多くは、人材紹介の際に悪質な仲介業者を介することで多額の借金を背負わされており、

普通の生活を送ることもままならない「強制労働」を生み出す構造となっています。

このような社会問題から、日本は「技能実習制度」を改めることとなり、新たな制度を創設する方針となりました。

今後、外国人労働者は、人材確保と人材育成を目的とした制度を通じ、

「外国人の人権保護」「外国人のキャリアアップ」「安心安全・共生社会」というビジョンのもと、日本に働きにくることになります。

これまでのように、外国人労働者を単なる低賃金の労働力として、日本企業が求める人数を斡旋するだけの人材紹介サービスは成り立ちません。

弊社は、ベトナム人労働者が安心して働けるように、

ご依頼いただいた受け入れ施設様の受け入れ体制を整える支援をいたします。

そして整った労働環境と適正賃金での雇用が可能な職場に、弊社の財産であるベトナム人材を紹介いたします。

また、施設様が求めるコミュニケーション能力や技術力を身につけたベトナム人材を送り出せるように、

定期的に現地ベトナムを訪れ、現地の送り出し機関や教育機関と連携し、入国前からの長期的な人材育成に取り組んでいます。

名前と年齢といった表面上の情報しか把握せず、ただ必要な人数をそろえて紹介するといった無責任なサービスではなく、

ベトナム訪問を繰り返し、実習生やインターンシップ生のご家族まで知っているような深い関係を築き、

自信を持って日本に送り出せるようなサービスを提供することをお約束します。