受け入れ支援サービスを利用するメリット
介護職の人材不足は深刻な問題であり、有効求人倍率が約4倍という数字は、この業界の採用の競争率がいかに高いかを示しています。
一般的な職種の求人倍率が約1倍であることと比較すると、介護職の人材を確保するための労力とコストは明らかに高くなると言えるでしょう。
採用方法には主に4種類の方法があり、それぞれの特徴や料金にも違いがあります。
1.求人サイト
求人情報が掲載されているWebサイトのことです。幅広い人に求人情報を知ってもらえるのがメリットですが、多くが掲載課金型のため採用できなくてもコストがかかる場合があります。
◆料金形態例
掲載課金型:
求人サイトなどに掲載することでコストが発生します。プランにもよりますが、約20万円~100万円ほどかかります。
応募課金型:
採用の有無にかかわらず求職者が応募をかけた時点でコストが発生する求人広告です。求職者が応募をかけた時点で1件あたり約数千円~30万円かかります。
完全成功報酬:
採用できるまでコストがかからない求人サービスです。どのような人材を採用するかにもよりますが、採用が決まった際に求人サイトへ支払う報酬は約60万円~300万円かかります。
2.人材紹介
厚生労働大臣の認可を受けた職業紹介事業者(人材会社)が企業からの依頼を受けて、該当する人材を紹介するサービスのことです。成功報酬型のため初期投資がかからない反面、採用した場合は高額な採用費用となることがあります。
◆料金形態例
相場は、募集企業と採用者との間で合意した理論年収の約35~45%と言われています。
介護福祉士を1名採用した場合、
平均年収400万×40%1人当たり約160万円程度の費用が発生するため、他の手法よりも高額となります。
3.派遣サービス
人材派遣会社が特定のスキルや能力を持つ人材を雇用し、企業のニーズに合わせて派遣することを言います。派遣会社と派遣社員が雇用関係を結ぶのが特徴で、基本的に給与以外のコストはかかりませんが、リーダー業務など重要な仕事や核となる仕事を任せることは難しく、働く時間も決められているため柔軟に対応できない場合がほとんどです。
◆料金形態例
派遣開始後は、派遣料金として「時間単価」×「派遣スタッフの実働時間数」がかかります。
例えば平均時給1350円の初任者研修者の場合、1350円×実働時間となります。また夜勤の勤務などがある場合は、時給に深夜手当が加算されます。
紹介予定派遣を利用して、直接雇用を結ぶ際の相場は理論年収の25%~30%です。
4.リファラル採用
社員に知人の紹介・推薦をしてもらう採用方法のことです。採用コストが抑えられる反面、知人や友人の紹介という特性から、関係性が悪化すると退職や人間関係のトラブルにつながりやすくなります。
◆料金形態例
報酬の金額や支払い方法は企業によって異なりますが、1人当たり数万円~数十万円が一般的です。
外事部を利用するメリット
介護に特化した外国人人材を採用するには、外国人雇用ならではの手続きやルールを覚える必要がある上に、医療介護業界の現場を知らない担当者が多いことからミスマッチにつながりやすいのが特徴です。
結果早期退職や失踪するケースも少なくなく、失踪トラブルは罰則が科せられるなどペナルティがあります。
また、現地で直接人材を募集することが困難なため実際にいつ入国するかなどが不明確なことが多いです。契約してから外国人が入社するまでに何年もかかったケースもあります。
弊社のサービスは、
- ■有効求人倍率に左右されず、確実に人材が確保できる
- ■直接現地で就職フェアや求人募集ができるため採用広告費がかからない
ことが強みです。
さらに単なる人材紹介だけではなく、入国前から入国後、就労開始後までの長期的な支援を提供しミスマッチを防ぐとともに、
看護師・介護士によるマニュアル作成や実用的な合宿により、質の高い人材を定着させることが可能となります。